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琉球古典音楽野村流保存会

勝連 繁雄

かつれんしげお

 当会は、1955年に会員140名で野村流古典音楽保存会として誕生し、2015年に60周年の節目を迎えました。これまで、先人達が保存・継承、普及発展に尽力され、今や県内はもとより県外、国外に古典音楽愛好者が増えたことは隆盛の中にあるといっても過言ではないでしょう。また、沖縄の古典芸能は日本復帰を機に国指定重要無形文化財の保持者(歌・三線・器楽)が認定されるようになり、当会からも組踊保持者、舞踊保持者が認定され、人間国宝(組踊歌・三線)も誕生しました。これからも会の設立の趣旨を基本に据え、舞台芸能としての研鑽と座歌を愛好する会員の気持ちを大切にし、会員相互の融和を図りつつ活動してまいります。

 琉球古典音楽野村流保存会 (2014年1月1日団体名変更、旧名:野村流古典音楽保存会) は1955年(昭和30年)6月12日に三線110名、箏30名により琉球音楽興隆に寄与すべく新たな古典音楽団体として誕生した。本会は、琉球古典音楽野村流の保存及び継承発展に努め、沖縄の音楽文化の向上に寄与し、併せて会員相互の親睦を図ることを目的としている。
 主な事業としては
(1)古典芸能公演及び演奏会として、年1回の定期公演と5周年毎の記念公演の開催。
(2)音楽に関する図書の発行として、5年毎にシンポジウムや座談会、エッセー、論文等を纏めたものを発行。
(3)先師の顕彰
(4)師範・教師の免許付与は、毎年免許試験を実施し2017年3月現在師範延べ900名余、教師延べ2,000名余。
(5)舞踊及び組踊の地謡養成事業は、実演家の養成と舞踊 (古典舞踊・雑踊・創作舞踊曲) 及び組踊 (玉城朝薫の5番を中心) 地謡の指導者養成を目的に、教師・師範を対象に5年間の研修期間として実施。
(6)保存会賞の実施は、琉球古典音楽野村流の普及拡大を図ると共に、審査を通して新人を発掘し青少年の健全育成と郷土芸能への愛着・理解を深めるため2004年から実施し、2016年までに延べ3,900名余が合格している。
 組織は本部の傘下に12支部(南部、那覇、中部南、中部北、北部、伊江、宮古島、八重山、関東、関西、九州、ブラジル)がある。研究所数281、会員数1,927名。(2016年5月現在)