琉球古典音楽安冨祖流絃聲会

琉球古典音楽安冨祖流絃聲会は、安冨祖流の正しい継承と発展を目的に、昭和2年(1927)、名人金武良仁と古堅盛保を中心に設立されました。永い歴史の中で、時代の波に翻弄され多くの困難と試練を乗り越えながら発展を続け、本年めでたく90周年を迎えました。
 現在は、会員数1000名を超える琉球古典音楽二大流派の一翼として、大きく発展を続けています。当会には、人間国宝の照喜名朝一や西江喜春をはじめ、国指定重要無形文化財「組踊」保持者(総合認定)13名、同「琉球舞踊」保持者(総合認定)7名が所属し、琉球古典音楽界のリーダーとして伝統芸能の発展に大きく貢献しています。
 本年は、90周年を迎えるにあたり、10月8日~9日に亘り、国立劇場おきなわ大劇場及び小劇場を会場に、「万国津梁の音」と銘打って安冨祖流フェスティバルを開催し、安冨祖流絃聲会90年の歴史を顕彰するとともに、100年に向け世界を翔ける安冨祖流音楽の輝きを顕現したいと考えています。
 「組踊」がユネスコの世界の文化遺産に登録され、「琉球舞踊」が国の重要無形文化財に指定された現在、琉球古典音楽は、益々重要な位置を占める様になりました。安冨祖流絃聲は、その重要な使命を果たすべく更に精進を重ね、伝統芸能発展のため貢献してまいります。

琉球古典音楽安冨祖流絃聲会

名称 琉球古典音楽安冨祖流絃聲会の組織
所在地 本部 那覇市
支部 関東支部 東京
関西支部 大阪
九州支部 鹿児島
ハワイ支部 ホノルル
ロス支部 ロサンゼルス
役員 会長 宮里 敏則
副会長 照喜名 進、上地 正隆、宮城 英夫
事務局長 平田 邦夫
書記 花城 英樹、田渕 愛子
会計 源河 徳淳
※琉球三線楽器保存育成会会員 岸本 吉雄、照喜名 朝一、銘苅 春政、宮里 敏則

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