宮沢和史モデル
天
棹
カラクイ
ティーガー
型 | 真壁型 |
---|---|
棹 | ・棹/太さ2.1㎝ 厚み1.9㎝ ・材[県産]/ソウシジュ・モクマオウ等(比重0.75以上の硬質の木) |
塗り | 深黒青 |
カラクイ | 8角カンプーサンド |
胴 | ・皮/中厚 ・材[県産]/チャーギ、クスノキ ・張り/6~7分張り ・「人工皮」or「本皮」選択可能 |
ティーガー | 紅型/清流で花開く水草の梅花藻(バイカモ)をイメージにデザイン |
音色 | 中音を中心とした音作り(幅広くバランスのとれた音色) |
コメント | 三線の型は「真壁型」を選び、棹はベーシックなサイズにした。これから三線を始めたい、初心者にも親しんでもらえるような三線である。 今回、紅型胴巻き図案を提案させていただいた。柄にもちいた梅花藻(バイカモ)は同名のオリジナル曲もある思い入れのある水草。やふそ紅型工房とコラボでオリジナルティーガを製作した。この企画で、伝統的なものに新しさを取り入れた三線製作を実現させたいという思いがある。 |
宮沢 和史
1966年(昭和41年)山梨県甲府市生まれ
1989年 バンド『THE BOOM』のボーカリストとしてデビュー
2006年 多国籍ロックバンド『GANGA ZUMBA』を結成
その他 作詞・作曲家、役者、ナレーター、執筆家、
コンサート・カフェ プロデューサーとしても活動
2016年より沖縄県立芸術大学の非常勤講師を担当
地球に自生するクルチ(黒檀)が三線になって音楽を奏でるまでには気の遠くなるほどの永い年月と、たくさんの人間の労力が必要です。言い換えれば三線はこの大地の響きを音楽に昇華しているわけです。
そして、三線職人、音楽家、音楽愛好家、僕らをひとつに繋いでくれるのです。