「おきなわの未来の三線文化」創造拠点創出事業 スポーツから地域資源や観光資源としての魅力の作り方やスポンサー制度について学ぶ

去った8月2日(月)若手職人と演奏家による勉強会、第三回を開催いたしました。

昨今、沖縄県内の三線業界では、三線音楽団体に所属する愛好者が減り、会費での団体の維持運営・普及活動が難しくなっています。本格的に歌三線を学ぶ人が減ることは、職人が製作した三線の魅力を伝える機会の減少にもつながります。

そこで今回、三線を沖縄の地域資源として活用し、業界が元気になることを目指し、スポーツ業界にヒントを求め勉強会を開きました。

講師はなんと!沖縄を代表するスポーツクラブ!

FC琉球の取締役社長小川淳史様を迎えサッカー業界の取り組みについて学びました。三線が描かれたかりゆしウェアで登場した小川様!実は若いころから大の沖縄音楽ファンで歌三線のお稽古経験もあるということで、自身から見た三線の魅力や可能性を交えながらお話しいただけました。

本事業では勉強会を通じて職人と実演家がお互いの知識を深め、協働し、三線の魅力を創造し発信し続けることができる環境を沖縄に創出することを目指します。